2020年2月10日月曜日

一度もセックスができない<未完成婚>の原因は

処女と童貞で結婚、一度もセックスができない<未完成婚>の原因は……
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「うまく子作りができない、セックスができない」という悩みを抱えた夫婦が増えている――。「非婚化」「晩婚化」と並んで、結婚した夫婦の間でも子どもができなくなっていることが、人口減少の一因であることは論をまたない。

 前回では「ポルノ動画の見過ぎ」が「膣内射精障害」を引き起こすことを伝えたが、獨協医科大学埼玉医療センターの泌尿器科主任教授・岡田弘氏は、さらにもうひとつの原因を主張する。

 それは「間違ったマスターベーションの方法」をする人が増えてしまっていることだという。

「床オナ」の何が問題なのか?


 「その代表がいわゆる『床オナ』です。うつ伏せになって自分の身体でペニスを床に押さえつけて、その快感で射精してしまっている。そういう人がたくさんいるのです」

 では「床オナ」の何が問題なのか?

 「自分の体重が乗っている状態というのは、ものすごく強い力がペニスにかかっているわけで、女性の膣にそんな圧力があるわけがないのです。しかも膣の場合、筒状のものにペニスが入ることで快感を覚えなければいけないのに、『床オナ』では平面からの圧力で気持ちよくなってしまっている」

 なぜ、そんな習慣がついてしまったのだろう?

 「小学生くらいのときに『夜間勃起現象』といって自然に勃起した時にたまたまうつぶせで寝ていて気持ちよくなって射精したのが癖になってしまっている。そういう人がいま非常に多くなっています」

「平均寿命」は伸びたが「生殖可能年齢」はそれほど伸びてない


 通常、不妊治療の際は、まず産婦人科を訪れるのが大半だ。泌尿器科である岡田教授の診察室を夫婦が訪れるのは、明らかに「男性に原因」があるケースだ。

 「その原因は『床オナ』の場合もあれば、デジタルコンテンツの見過ぎの場合もありますが、自分が原因で妻が不妊になっているということで、すでに男性のプライドはボロボロ。うまく射精できないこと自体は、じつはよくあることなのです。

 「しかし、それが3回も続くとセックス自体がしにくくなり、勃起障害も起こってくる。そうなると事態はますます悪化してしまいます」

 岡田教授は、膣内射精障害の男性にオナニーグッズの「TENGA」を使った訓練をしてもらったこともあるが、ほとんどの男性にはあまり効果がなかったという。カウンセリングとこれらの訓練で2年ほどかけて正常に射精できるようになるケースもある。だが、それでは男性も女性も年を重ねてしまう。

 「ただでさえ晩婚で生殖のスタートが遅い今、これでは手遅れになってしまいます。男性も女性も平均寿命は伸びましたが、生殖可能年齢はそれほど伸びてないのです」

未完成婚〜処女と童貞のまま結婚して1度もセックスなし


 そして、岡田氏はこう続ける。

 「なかには処女と童貞のまま結婚して、1回もセックスできてないという夫婦もいて、それを『未完成婚』と言ったりします。しかし、そういう夫婦でも、いまは人工授精で子どもをもうけることができます。セックスと生殖を切り離して、『まずは人工的な方法で子作りをしてみては』と勧めるケースもあります」

 まずはバイアグラなどの勃起の補助薬を使ってもいいし、それでもダメならいよいよ人工授精を試してもいい。面白いことに、1人目ができると、2人目はまったく医療の力を借りずに自然にできるケースも結構多いという。

 「1人目が人工授精でできると、2人目は普通にできるんです。安心して<呪縛が解ける>んでしょうね。『2人目できました』と夫婦でお子さんを連れて挨拶に来ますよ。いつの間に作ったのと(笑)」

 「『あのとき、あんなにできなかったのはなんだったんでしょうねえ』と言ったりします。結局、1人目のときには『子どもを作らないといけない』というプレッシャーが強すぎたのかもしれませんね」
岡田弘(おかだ・ひろし)
獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科主任教授。医学博士。1980年、神戸大学医学部医学科卒業。1985年、神戸大学大学院医学研究科博士課程修了。1985年から87年にかけてDepartment of Urology, Department of Microbiology and Immunology, New York Medical Collegeに留学。三木市三木市民病院泌尿器科主任医長、神戸大学医学部助教授、帝京大学医学部泌尿器科助教授を経て現職。著書に『男を維持する「精子力」』(ブックマン社)がある。

2020年2月9日日曜日

細菌の危険度に応じて色が変化するスマート包帯

細菌感染を感知すると色が変化し、治療してくれるスマート包帯が開発される
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抗生物質耐性菌は人類にとっての脅威となっている。耐性を身に着けた菌は抗生物質が効かなくなるため、感染症が治りにくくなるのだ。

 人類は耐性菌との終わりなき戦いを強いられているが、そんな中、画期的でカラフルな武器が戦場に現れた。

 それは傷口に潜む細菌の危険度に応じて色が変化するスマート包帯だ。色に応じて治療に必要な薬剤を投与してくれる。抗生物質耐性菌が検出された場合、

 これにより、治療はもちろん、感染拡大を抑えることができるという。

細菌の危険度に応じて信号機のように色が変化

 中国科学院の研究グループが開発した素材は、細菌感染が作り出す酸性微環境に接触すると青から黄色や赤へと変色する。そう、まるで信号機のようにだ。

 もちろん「青」なら細菌はほぼなし、安全だ。これが「黄色」なら細菌がいるという意味で、包帯に仕込まれていた抗生物質が染み出して、自動的に殺菌してくれる。

 ところが、感染した細菌が薬剤耐性菌の場合、それが出す酵素に反応して、今度は「赤」に変色する。

 抗生物質耐性菌に抗生物質はなかなか効果を発揮しない。そこで赤になったら光を当てるのだ。だ。包帯には活性酸素種が仕込まれており、これが光に反応して耐性菌を弱らせる。かくして抗生物質は十分効果を発揮するようになる。

 マウスを使った実験では、普通の大腸菌と薬剤耐性のある大腸菌の感染をどちらも治療することに成功したとのことだ。

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抗生物質耐性菌対策として


 抗生物質の乱用によって生じる薬剤耐性菌は世界中で大問題となっている。
 
 だからこそ、感染を検出し、その薬剤耐性をチェックすることは、最適な治療法を決める上でとても大切であると研究グループは話す。しかし、それには専門的な人材や高価な機器が必要になる。

 だが、このスマート包帯ならばそのような専門的な人や機器は必要ないし、持ち運びも簡単なので、さまざまな地域で使うことができる。
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医師の診察がなくても包帯を巻いておくだけで治療できる

 このスマート包帯なら、何度も病院に通うことなく、包帯を巻いておくだけで適切な薬剤が使用され、早いうちに感染が悪化する危険の芽を摘むことができる。

 また医師も、包帯の色を見れば、患者は感染の状態がどうなっているのかリアルタイムで知ることができる。こうしたメリットがもたらす可能性はきわめて大きいだろう。

 たかが包帯と侮ることなかれだ。技術の進歩により近年いくつか大きな進歩が見られている。

 たとえば、細菌を吸い寄せ、傷の治りを早くするナノファイバーメッシュや、細菌の増殖を抑え、感染のリスクを低める火傷用包帯といったものがあり、ただの布切れに思えてなかなか奥深い世界だったりするのだ。

 この研究は『ACS Central Science』(1月29日付)に掲載された。

武漢の病院夕食は、亀。

武漢の病院、野生動物はコロナ感染の危険があるが夕食は、亀。


未だに猛威を奮っている新型コロナウイルス。日本でも徐々にその魔の手が忍び寄り、いつ我々の身近な場所に到達するのかと、ヒヤヒヤさせられる状況であります。そんな中、こちらの病院では、とんでもない料理が出ているというのです。コロナウイルスといえば、報道では野生動物からの感染が疑われております。それにもかかわらずなんと出てきたのは・・・

武漢の病院の夕食が・・・


さて、問題となっておりますのは、武漢の病院の料理に関するものです。イギリス誌「DailyMail」の報道によりますと、現地の検疫所のとある人間の通告で武漢の病院内の食事にはなんと、亀の肉が出されているという衝撃的な事実が発覚しております。
中国では、亀の肉は伝統的な漢方薬として非常に栄養価が高いと信じられております。一方で、今回のコロナウイルスは、野生動物から人間に感染しているという報告もあり、その野生の亀が、もしかしたら媒介している可能性もゼロではないため、世界に衝撃が走っているのです。
中国の科学者は、センザンコウやコウモリといった動物が中間宿主とされております。

ただ、我々日本人からしても高級食材として「スッポン」を食べるという文化はありますが、野生の亀を食べるということはなく、しかもこれが病院で出てくるというのはちょっと意外で、不安ではあります。
もちろん、病院ですのでしっかりと洗浄されていると信じたいものですが、いずれにせよ、何らかのウイルスが付着している野生の生き物を病院食で、出てくるのはちょっと怖いものですね

その時代に生きた人々の息づかいが感じられる写真集に

1985年~1986年の大阪で撮影された1000枚超ものモノクロ写真が一挙公開、その時代に生きた人々の息づかいが感じられる写真集に 2020年2月8日、 kouichi morimoto さんが1985年から1986年ごろに大阪で撮影した1000枚もの写真を、写...