2020年1月27日月曜日

液体のり、飲んでも効きません。

液体のり、飲むことでがん治療を期待する人が続出する事態に


恐らく誰もが小学校の時分からお世話になっている、日本のどこにでもある「液体のり」の主成分を混ぜると白血病やガン細胞に対して今までよりも副作用が少なく、身体への負担も少ない治療が可能になるという事を東京工業大学のチームが発見したという素晴らしいニュースが記憶に新しいですが、そんな液体のりに、今過剰な期待が寄せられている...?

有り得そうで怖い、液体のり療法

「『液体のり』放射線治療でも期待の星、 がん細胞ほぼ消失 」の記事を読んだんだけど、「アラビックヤマトを毎日一本飲むだけでガンが消える!」を謳う「液体のり療法」が出てくるのも時間の問題だなと思った。
633人がこの話題について話しています

液体のりの主成分が素晴らしい!というのは事実のようですが、いつの時代も曲解して伝わってしまったり、なんか聞いた事があるな...くらいの方々に対して液体のりが体に良い!と誇大広告を打ち高値で売ったりする輩は現れたりするものです。


こちらの投稿者さんは、Twitterという土壌を考えてもネタでしょうが、本当にこのように考える人が出てくることもあり得そうです。

勘違いしてしまうような報道も


このフリップはかなりはしょられているので、液体のりそのものがガンに効くように錯覚する人も現れてしまうのでは...?と投稿者さん。

本当に注意喚起がなされる事態に


このように注意喚起が出されました。もちろん、そのまま飲んでもただただ身体によくないのでご注意ください。
液体のりは昔からこんな風に便利だったよ!という意見もありましたが、液体のりは何かをくっつけるもの。正しく使いましょう!

子どもは「自分のためより他の子のため」

子どもは「自分のためより他の子のため」の方が自制心を発揮できることが判明




子どもの自制心をテーマにした著名な実験「マシュマロ・テスト」では、子どもの3分の1が「後で2つマシュマロをもらうために、目の前のマシュマロを食べずに我慢できる」ことが判明しています。この実験を改良した新たな実験により、「子どもは他の子のために自制心を発揮できる」ことが突き止められました。



1972年にスタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル氏が行った「マシュマロ・テスト」には、4歳の子ども186人が参加しました。この実験では、大人が子どもにマシュマロを1つ与えた後、「それは君にあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもう1つあげる。私がいない間にそれを食べたら、2つ目はなしだよ」と話して実験室から退出しました。

1人残された子どもは、手で目をふさいだりマシュマロのにおいをかいだりと思い思いの方法でマシュマロを食べるのを我慢しましたが、最終的に我慢し通して2つ目のマシュマロにありつくことができた子どもは、全体の3分の1だったとのこと。

マックス・プランク進化人類学研究所で発達心理学について研究しているレベッカ・クーメン氏らの研究グループは、「子どもの自制心は他の子との協力関係にどのような影響を受けるか」を調べるために、ミシェル氏の実験を応用した実験を行いました。この実験には、ドイツに住む5~6歳の子どもが参加。まず、実験を始める前のウォーミングアップとして、子どもを2人ずつのペアにしてから一緒に風船で遊ばせて、子ども同士が打ち解けるようにしました。

その後、子どものペアを半分ずつに分けて、2つの実験を行いました。最初に行われた「単独状態の実験」は、ミシェル氏の実験を再現する対照実験です。ペアの子どもは別々の部屋に移されてから、「オレオを1つあげるけど、食べるのを我慢できたら後で2つ目のオレオをあげる」と告げられました。


そして、次に行われた「相互依存状態の実験」では、子どもたちに「オレオを1つあげる。君とお友だちの両方が我慢したら、後で2人ともオレオをもらえるけど、どちらか1人でもオレオを食べちゃったら、2人とも2つ目はなしだよ」と伝えました。


さらに研究グループは、文化の影響を排除するためにケニアに出向いて、ケニアの小学校に通う5~6歳のキクユ族の子どもにも同様の実験を行いました。なお、ケニアの実験では、オレオではなくケニアで子どものおやつとして作られているバタークッキーが使用されました。


どちらの実験でも、キクユ族の子どもの方が、ドイツの子どもよりお菓子を我慢できる傾向にあったとのこと。また、どちらの地域でも、子どもたちがクッキーを我慢できた確率は、「単独状態」の時より「相互依存状態」の方が高いという結果になりました。

この結果について、論文の共著者であるセバスチャン・グルーネイゼン氏は「『相互依存状態』の実験では、2人の子どもが我慢をすることが前提となっています。つまり、子どもはお互いにコミュニケーションを取ることができないまま、もう片方の子どもも我慢をしていることを信じざるを得ない状況に置かれました。それにもかかわらず、『相互依存状態』の方が優秀な成績を収めたということは、子どもが発達の早い段階で協力関係に強い動機を得ていることの証明になります」と話しました。

また、クーメン氏は「自分が我慢しても追加のごほうびがもらえない可能性があるという状態でも、子どもが我慢したということは、子どもの行動が物質的な目標だけではなく、社会的なパートナーに対する責任感や義務感によっても左右されていることを示しています。つまり、子どもたちはパートナーをがっかりさせまいとして、お菓子を我慢していた可能性があるわけです」と述べて、子どもは自分だけのためより他の子どものためを思った方が、自制心を発揮できることを示唆しました。

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