2020年1月23日木曜日

物事を始めるためのコツ

気乗りしない時でもうまく物事を始めるための3つのコツ




学業や仕事に関して独自に学習することは、基本を身につけたり自分だけの武器を磨いたりするのに重要です。しかし、自分のためだとわかっていてもなかなか気乗りせず、一歩を踏み出せないということはあるもの。そんな気乗りしない時でもやるべきことを行うための3つのコツを、気を散らすウェブサイトを排除して作業効率を50%向上させようという拡張機能「deprocrastination」を開発するdeprocrastination.coがブログ上でまとめています。

「物事を始める準備ができていない」「仕事が十分にうまくいくとは思えない」「モチベーションを感じられない」といった、何かを始めるには向いていないタイミングというものはあるものです。しかし、何かを始める際に、必ず「何かを始めよう」と感じていなければいけないというわけではありません。

◆1:物事を始めるためのコツ


何かを始める際に重要なのは、実際に行動を開始することです。そのため、deprocrastinationは億万長者・サー・リチャード・ブランソンの名言であり著書のタイトルにもなった「Screw It, Let's Do It(どうでもいいからやってみよう)」という言葉を推奨しています。

その教訓は明らかで、すべての疑いや恐怖、否定をすべて無視して「どうでもいいからやってみること」こそが重要というわけ。何かを避けるのではなく、アプローチすることこそが重要という「シンプルながらも効果的な言葉」とdeprocrastination。

◆2:ずさんなスタート


例えば「本を書く」「ビジネスを始める」「アートを作る」という目標を定めてプロジェクトを始める時、人は「素晴らしい本が書きたい」「素晴らしいビジネスを生み出したい」「素晴らしいアートを作りたい」と思うものです。しかし、こういった高い期待は、大きなプレッシャーにもなります。そしてプレッシャーに耐えられなくなると、人はやるべきことを先延ばしにして避けるようになります。

そこで、あえて「ずさんなスタートを切ること」をdeprocrastinationは推奨しています。例えば「ポスターを作成する」場合は、PCで最新のイラストソフトを使用してポスターの下絵を描くのではなく、エンピツで手描きでデザインを開始するわけです。他人に決して見せることのないプロトタイプを、低いクオリティでもいいのでとにかく作り始めることが重要というわけ。

deprocrastinationは「最初から最高のものを作る必要がないとわかっていれば、簡単に物事を始めることができます。そして、継続することが簡単になります」と、あえてずさんなスタートを切ることの利点を解説しています。

◆3:小さなスタート


例えばプレゼンテーションを作成する場合、いきなり2時間・20枚のスライドを作成する気にはならないはず。かろうじて知っているような題材について、いきなり論文を書く気にもならないはず。たいして運動していないにもかかわらず、いきなりフルマラソンを走る気にもならないはず。

しかし、プレゼンテーションのためにいくつかの写真や記事を調べる程度なら、問題なく行えるはず。論文をまとめて書く気にはならないかもしれませんが、昼休みに1、2段落書く程度なら問題なく行えるはず。さらに、フルマラソンは無理でも5km歩く程度なら「とりあえずやってみるか」という気持ちになるはず。

このように壮大なプロジェクトを細かなステップに分割することは、最終的に長い旅路を完了するのにつながる有効な手法だそうです。また、細かく分割したステップをひとつずつ完了していくことで、「やる気が増し、勢いが増し、活気がつく」とのことです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

その時代に生きた人々の息づかいが感じられる写真集に

1985年~1986年の大阪で撮影された1000枚超ものモノクロ写真が一挙公開、その時代に生きた人々の息づかいが感じられる写真集に 2020年2月8日、 kouichi morimoto さんが1985年から1986年ごろに大阪で撮影した1000枚もの写真を、写...