増えている自転車事故の高額賠償事例。もしもの事故から家族を守る保険のご紹介。
令和元年10月から、神奈川県内で自転車に乗る人は『自転車賠償責任保険等』の加入が義務化されました。
これで、全国で自転車賠償責任保険の加入が義務付けられているのは7府県(埼玉県・滋賀県・京都府・大阪府・鹿児島県・神奈川県)5政令市(さいたま市・相模原市・名古屋市・京都府・堺市)となりました。
7府県5政令市で自転車に乗る人は、誰でもみんな自転車の保険に入らなければなりません。
自転車賠償責任保険とは?
自転車賠償責任保険とは、自転車に乗っている間に起きた交通事故で、相手の生命や身体の被害に関わる被害を補填する保険・共済の事です。
自転車事故が起きた際にかかってしまう損害賠償(お金)を保険金や共済金でまかないます。
自転車利用者の多くは保険に未加入で、高額賠償となった場合は自己破産する例も少なくないと言われています。これを機会に、義務付けがされていない地域に住んでいる人も保険の加入を見直しましょう。
実際にあった高額賠償の事例
実際に、自転車利用時の交通事故で、高額賠償の事例は全国で数多く出ています。年齢や性別は関係なく事故に合う人が多く、自転車は危険な乗り物だという事がわかります。
ヘルメット未着用・危険運転
坂道を下って来た小学5年生の少年の自転車が歩行中の62歳の女性と衝突。相手の女性が意識不明となった。損害賠償額9520万。東京地裁平成26年1月。
無点灯
無点灯で自転車を運転していた女子高生が、57歳の女性に衝突。相手の女性が歩行困難となった。損害賠償額5000万。横浜地裁平成17年11月。
信号無視
信号無視をした46歳の男性が自転車で走行中、横断歩道を渡っていた75歳の女性と衝突。女性が死亡した。損害賠償額4746万円。東京地裁平成26年1月。
おすすめの自転車保険
LINEほけん
手軽!気軽!LINEを使っている人ならその場ですぐに入れてしまいます。店頭に出向くのが面倒な人は、ひとまずLINEほけんに加入しておく!というのもひとつの手です。
また、乗りたいときに12時間だけ保険に入るというミニマム保険もあります。
- 【月額】100円(自転車ライフ安心保険)
- 【損害賠償】1億円
- 【入院保険金日額】1000円/日
- 【死亡後遺障害保険金】100万円
- 【示談交渉】あり
- 【月額】250円(自転車ライフ安心保険+)
- 【損害賠償】3億円
- 【入院保険金日額】7000円/日
- 【死亡後遺障害保険金】1000万円
- 【示談交渉】あり
総合保健センター
月額600円で家族全員対象。家族の人数が多い方におすすめ。入院保証金額や手術保険金も高めの設定です。
- 【月額】600円(基本コース)
- 【損害賠償】3億円
- 【入院保険金日額】5000円/日(手術保険金27000~55000円)
- 【死亡後遺障害保険金】300万円
- 【示談交渉】あり
セブンイレブン自転車向け保険
年額3990円(月額333円)で、生活サポートサービス(専門医への無料相談など)がついて来ます。セブンイレブンに設置してあるマルチコピー機から簡単に申し込みができ、レジでお支払いが可能。
月々の支払いが負担な方や、すぐに加入手続きをしたい方におすすめ。
- 【年額】年額3990円(月額330円)
- 【損害賠償】3億円
- 【入院保険金日額】4000円/日(手術保険金20000~40000円)
- 【死亡後遺障害保険金】290万円
- 【示談交渉】あり
楽天損保 サイクルアシスト
楽天のポイントが貯められる楽天損保。コース、支払い方など、かなりのバリエーションがあるので加入を検討されている方はお見積りをおすすめします。
- 【年額】2670円(基本コース)
- 【損害賠償】1億円
- 【入院保険金日額】2500円/日(手術保険金12500~25000円)
- 【死亡後遺障害保険金】250万円
- 【示談交渉】あり
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保険と聞くと難しいようなイメージがありますが、最近は加入方法が簡単なものも多く、保険内容も分かりやすくなっています。
ご自身やご家族のライフスタイルに合わせたものに加入しましょう。
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